SEという仕事がキャリアに与えるメリデメ考察~新卒でSEを志す人へ~

 

この記事はこんな人にオススメです。

  • 今後IT業界で働くことが決まっている人(新卒でSEになる人)
  • これから就職活動を始める人
  • 今SEとして働いていて、転職活動を考えている人

 

SEという職業の強みと弱み

 

本稿ではSEという職種の特徴と他の職業と比較した強み/弱みを考えてみたい。一口にSEといっても業務内容は現場により様々であるので、全ての現場で一概に言えるものではないが、およその傾向と考えてほしい。

 

本稿を読むことで、SEの仕事を志している人や、現在SEとして働いていて転職を考えている人が、自分のキャリアプランを検討する参考になれば幸いだ。

 

 

SEの仕事を通じて得られるもの(強み)

以下にあげる能力はSEの仕事を通じて自然と身につく可能性が高いもので、SEという職種の強みともいえる部分である。

 

論理的思考力

SEの仕事は常に論理的思考が求められる。自分で意識せずとも、現場で2~3年と働いていれば自然と論理的思考と、それに基づいた意思決定が出来るようになる。

 

そして言わずもがな、論理的思考力はビジネスの現場ではどこでも応用可能な強力な武器である。

 

 

コミュニケーション能力

ここでのコミュニケーション能力というのは、飲み会を盛り上げたり、異性を口説いたりする能力ではなく、ビジネスにおけるコミュニケーションの能力である。

 

意外に感じられるかもしれないが、SEにとってコミュニケーション能力は生命線ともいえる能力であり、優秀なSEはコミュニケーション能力が非常に高い

 

SEの仕事は、様々な立場の人間の間に立って調整を行う必要があること、IT知識に差がある顧客に対して論理的でわかりやすい説明が求められること、曖昧な要件をシステムに実装するために明確化していくためのヒアリングが必須であることなど、その業務の中でコミュニケーションが非常に大きなウエイトを占めていることが、その理由だ。

 

 

IT技術力

昨今ではITが広く活用されるようになり、PCを使いこなすスキルというのはビジネスマンの必携スキルとなってきているが、IT技術力というのは依然としてSEの強力な武器の一つだ。

 

特に、IT業界はIoT、ビッグデータ、FinTech、AIなど新しい技術の登場により大きな変革期を迎えている。そうした中で最新の技術を使いこなせるということは今後、SEの経験から得られる大きなアドバンテージになるだろう。

 

 

ドキュメント作成能力

SEの仕事はドキュメントを作成する機会が多く、自然とドキュメント作成能力が高まる

 

設計書や提案書、報告書やプロジェクト管理資料など様々なドキュメントを作成することになる。特に、プロジェクトマネジメント関連のドキュメントの読み書きの方法は他業種でも大いに活用できるスキルであるし、設計書を書く際にポイントとなる曖昧さを排除した簡潔な表現方法などはビジネスのあらゆるな場面で役立つスキルだ。

 

 

他の職業と比較して得られにくいもの(弱み)

企画力

企画を担当するSEがいないわけではないが、新規事業を検討したり新しいアイデアを次々と企画にするという経験は一般的なSEの仕事をしていると得にくい。

 

企画の仕事は、SEとして成熟してきて事業を任されるようになってはじめて携わるということも少なくない。クリエイティビティを活かして企画をやりたいと考えている人は、注意したほうが良いだろう。

 

 

営業力

SEとしての業務の中で、営業力を磨く機会は少ない可能性がある。特に、現場によっては新規営業の仕事に携わることは難しく、上流から携わる場合も、受注したシステムの要件を整理する部分からの参画というケースが多い。

 

現場でバリバリの営業マンとして活躍したいという人は注意が必要だ。

 

 

人的ネットワーク

足で人脈を広げるというよりは、一つのプロジェクトで深い人脈を築く機会の多いSEの仕事では、人的ネットワークが劇的に広がるのは経験を重ねてポジションについてからという場合が多く、会社で築いた人的ネットワークをもとに独立したい、などと考えている人はやきもきするかもしれない。

 

 

まとめ

自身のキャリアや成長を考える上で、日々の業務でどんな経験ができるかということは非常に重要な要素だ。

 

ここで述べたSEの強み、弱みはあくまで、そういう場合が多い、というものである。自分が必要だと思えば、いくらでも企画や新規営業の機会を作ることは可能だ。

 

自身のキャリアプランを考えながら、SEという仕事から得られる経験について考えてみて欲しい。

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