最強SEの時短術

SEの真髄は無駄を省くことにあり

SEの仕事には、問題解決力やコミュニケーション力といった力も重要だが、方法論から現場での実行につなげるための実行力が大切である。

 

実行力とはすなわち、自分が何かのタスクを受け持ち、進めていくことに他ならない。では、実行力を高めるためには何が必要なのだろうか。一つの答えは、無駄を省き業務を効率化することで多くのタスクを進められるようになることだ。

 

同じ時間で多くのOutputを出しているSEというのは、無駄を省くことが得意な人なのである。

 

無駄を省くための考え方

 

無駄を省くためには、どういった考え方で業務にあたればよいのだろうか。例をあげて考えてみよう。

 

・同じ作業が発生する可能性があるかを考える

何かの作業が発生した場合には、必ず今後同じ作業が発生する可能性があるかを考えてみよう。もし、何度も同じ作業が発生することが想定される場合、効率化を意識して、ツール化やマニュアル化など今後の作業で無駄を省くための方法を考えてみよう。

 

例えば、ある設計書を作成したとして、今後も同じ種類のシステムの設計を行うことが予想されるのであれば、最初に雛形を作って、次回の作業時に利用できるようにしたり、設計書を記載する際のチェックポイントをチェックリストの形で準備することが考えられる。

 

そうすることで、次回以降に同じタイプの設計書を作成する際に、品質や作業効率が高まるだけでなく、定型的な内容を記載する、といった無駄な作業を省くことができるだろう。

 

・抽象化して考える

一見、その場限りの作業に思えることであったとしても、抽象化して考えることで、他の作業と同じ方法で作業できることがある

 

先ほどの例で言えば、設計書の作成、というタスクを少し俯瞰して考えてみると「ドキュメントの作成」という業務に抽象化することができる

 

このように、タスクを一度抽象化することにより、特殊な処理の設計書の作成という一見すると再現性のないタスクであっても、ドキュメント作成という業務と捉えると共通化して効率化できる部分が出てくることがわかる。例えば、改定履歴や表紙などはどんなドキュメントであっても共通的に利用が可能であることが見えてくる。

 

・使える資源がないか探してみる
SEはものづくりが好きで、得意な人が多いため、業務効率化のための工夫やツール作成などを独力で実現可能な人が多い。そのため、業務上で不便な部分があるとなると、つい自分でツールを作ってしまうことがある。

 

しかし、およそ皆が不便に感じるようなものは誰かも同様に課題に感じており、便利なツールが既に世の中にある場合が多い。先ほどの例で、ドキュメントの雛形であれば社内の先輩であるとか、ネット上でも便利な雛形がたくさん見つけられる。

 

使える資源はどんどん利用し、自分の時間は真に必要なことのために使うように意識しよう。

 

・そもそも必要な作業なのかを考える

無駄な作業にかけている時間を削減する方法のうち、最も効果が高いものが、「そもそもやらない」ということである。作業をツール化したり、効率化することを考える前に、まずその作業が本当に必要なのか、ということを考える習慣をつけよう。

 

先ほどまでの例で考えてみると、設計書は必ず必要だという固定観念を捨てれば、事前の設計書は作らず、ソースコードを作成した後に、ドキュメントはJavadocで代替しよう、などという手段も見えてくる

 

無論、どうしても必要な作業というものは存在するし、オペレーションを無くすというのは、効率化を図るよりもハードルが高い場合が多い。どんな場面でも適用できる手段ではないが、頭の中にそういった考え方があるのとないのでは業務の効率は大きく変わってくるだろう。

 

まとめ

無駄を省くことは、同じ時間でより多くのOutputをだせるようになるだけでなく、同じOutputの量が求められているのであれば、あまった時間を自分にあてることが出来るようになる。

 

そうして捻出した時間は余暇に当てるもよし、更なる飛躍のための研鑽にあててもよい。いずれにしても、無駄を省くための考え方はSEとしてあらゆる場面で活躍するために重要なスキルであるので、是非とも意識して訓練しよう。

 

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