つまらない仕事を面白くするための3つの秘訣

どんな仕事も捉え方で面白さが変わる

SEの仕事は、他の職種と比べると比較的ルーチンワークが少ない部類に入る。しかし、長年同じ領域で経験を積み重ねると、仕事がマンネリ化してくるということもあるだろう。

 

そんな時、自分にとって「つまらない仕事」だと感じて無心で作業を進めるのも良いが、せっかく貴重な時間を使うのだから、少し捉え方を変えてみてはどうだろうか

 

これまでと同じ種類のプロジェクトだったとしても、自分の捉え方次第で、新しい刺激を得ることができるはずだ。本稿では、自分にとってマンネリ化した状況を打破するためのコツについて考えてみたい。

 

つまらない仕事を面白くするための3つの秘訣

 

1.現在の業務のなかで挑戦してみる

現在担当している業務(以下、現業)がつまらないと感じる理由の一つに、「自分には簡単すぎる」という理由が考えられる。そんなときは、自分自身で新しいハードルを設定してみよう。

 

例えば、

  • これまでの60%の工数で完了させる
  • 新しい開発ツールを導入してみる
  • 同じ納期でもっと品質を向上する

などである。

 

また、新しいハードルに挑戦するためには単純な改善以外に、変化を受け入れる姿勢が大切である。

 

例えば、これまで自分が主に担当していたシステムの案件であれば、自分が担当していた範囲を後進に委譲し、やらせてみることも一つの挑戦だ。「自分がやればもっと早く、もっと上手く進められるのに。。」とやきもきする瞬間があれば、しめたものだ。それこそが、あなたにとっての新しいハードルなのである。

 

はじめのうちは、これまで上手く出来ていたやり方を変えることに抵抗を感じるかもしれないが、やっていくうちに新しいやり方の利点が徐々に見えてくるという場合も多い。結果として、やはり慣れ親しんだやり方のほうが良い、という場合もあるだろうが、最初からやってみないというのは勿体無い。

 

 

<ポイント>

・記録と振り返り

現業の中で挑戦する際にポイントとなるのは、「記録と振り返り」である。

 

生産性を30%向上という目標をたてようとしても、現状が分からなければ目標が立てられないし、設定した期間を終えて振り返りを行わなければ達成できたのかも分からない

 

自分で新しいハードルを設定するときは、できるだけ客観的に成否を評価できる指標を探し、現状を記録し、活動後に振り返るようにしよう。

 

 

記録と振り返りに関する参考記事:

最強SEの振り返り

 

 

2.プラスアルファの活動をしてみる

現業がつまらないと感じるならば、現業を効率的に進めて時間を作り出し、現業プラスアルファの活動をしてみてはどうだろうか。

 

例えば、「現業はJavaで基幹システム向けのソフトウェア開発を行っているが、今後を見据えてTensorFlowを使ってディープラーニングを学んでみよう。」などというものである。

 

チャレンジする領域は、新技術の適用検討でも良いし、企画営業、組織開発や資格取得など、なんでもよい。忙しくはなるが、新しい領域への挑戦が、現業を効率化するモチベーションにもつながり、結果として現業でも、それまでより大きな成果を出すことができる

 

 

<ポイント>

・現業とのバランス

あくまで、「プラス」アルファを意識しよう。つまらないからといって、現業をおろそかにしてはいけない。新しいことに挑戦するのには、現場の仲間の協力が不可欠だ。周囲が活動を快く応援できるよう、自分からも現業にきちんと貢献しよう。

 

 

・組織の目標に向かうものであるかチェック

いくら現業を効率化して時間を捻出したとはいえ、会社員ならば組織やチームの目標に向かった活動を行うべきだ。

 

勿論、やってみたい事を考えるのはあなたなので、あなたがワクワクし、挑戦できる事を第一に考えよう。そして、その次にはそれを使ってどのように組織に貢献できるか、ということも考えてみると良いだろう。

 

 

3.配置換えを希望してみる

変化は成長の最大の材料だ。現業に制約が多く先に挙げた方法が難しい場合は思い切って配置換えや業務の変更を上司に相談してみるのが良いだろう。

 

このとき、「今の仕事に飽きたから」という後ろ向きな理由だけでなく、「○○に挑戦したい」という前向きな理由をあわせてもつことが大切だ。

 

 

<ポイント>

・異動先でやりたいことを考えておく

自分が異動先でやりたいことと何故それをやりたいのか。
加えて、なぜ今の業務では出来ないのかということを考えておこう。

 

これが明確になっていることで、前向きな理由での配置換えであるということが相手に伝わりやすくなる

 

・異動先でどう貢献するかを考えておく

配置換えを検討するときは、どこに配置換えしたいのかということに加えて、そこで自分がどのように活躍できるのか(活躍したいのか)ということも明確にしておこう。

 

自分のどんな経験、能力が異動先で活かせるのかという点を考えておくことで、配置換え後のあなたの仕事が周囲にもイメージしやすくなり、実現しやすくなるだろう。

 

 

・現業のフォローをしっかりする

あなたが異動したあとにチームが機能するよう、十分にフォローを行おう。具体的には、今の自分が担っている役割を誰に引き継ぐのか、ということである。

 

実はこれが、現場では最も難しい部分ではないだろうか。「自分しか出来ない」業務を「他の人もできる」業務にすることは難しいことだが、非常に価値のあることだし、配置換えを考える際には避けては通れない道である。

 

 

まとめ

仕事をつまらないと感じること自体は、まったく悪いことではない。むしろ、仕事を心から楽しめている人はどちらかというと少数派で、SEは皆、多かれ少なかれつまらない仕事を抱えていることと思う。

 

しかし、その状況を少しでも改善することが出来れば、仕事の時間をもっと充実したものができる。本稿が仕事の時間を充実させ、人生の時間を充実させることの一助になれば幸いである。

 

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