自己認識のバランスをとって充実した人生を送るための考え方

本稿では「自分と他人」をどのように見つめるかと言うことについて考えてみたい。

SEの仕事は多くの関係者と様々な立場で接する必要のある、人間関係の構築と維持が非常に難しい仕事だ。その中で人間関係から来るストレスを上手くコントロールするための参考に本稿の内容が役立てば幸いだ。

 

絶対的に自分と向き合おう

「絶対的に自分と向き合う」とは、相手と比べてどうだ、とか普通と比べどうだ、という視点をやめて自分そのものと向き合うということである。あるいは、昨日の自分と比べるといっても良いだろう。

 

ポイントは以下の3点だ。

 

1.自分自身の価値観と向き合う

自分自身がどんな価値観を持っていて、何を大切にしているのかを考えよう。そこでは他人の意見や他者からどう思われるのか、と言うことを考える必要はない

 

自分の価値観はこれまで生きてきた人生の中で他者との関わりから影響を受けたり、自分の経験から影響を受けて作られる。
しかし、それを見つめるときに他者の目を気にする必要は無いのだ。相対的にではなく、絶対的に自分の価値観を見つめよう

 

 

2.自分自身の能力と向き合う

自分は何ができるのか、と言うことを考えるときには、他者と比較する必要はない。自分の能力に対し絶対評価を行うことで、弱みに腐らず、強みに驕らずに上を目指すことができる

 

自分の能力を絶対的に評価した後に、それを「どこで活かす事ができるか」を考えるときにはじめて、相対的に自分の能力がどの程度なのかを考えればよいのだ。

 

 

 3.自分自身の性格と向き合う

自分の性格とは絶対的に向き合おう。他者の性格がどんなに素晴らしかったとしても、逆にどんなに悪くかったとしても、本来、自分の性格に影響を与えることは無いはずだ。自分自身を他者と比較せず、絶対的に見つめることで自分の性格を自己認識しよう。

 

 

相対的に他人と向き合う

「相対的に他人と向き合う」とは、他者と自分を比較することではなく、自分と相手の関係性や相手の状況や置かれている立場を考えて他者と付き合うということである。

 

ポイントは以下3点だ。

 

1.相手の価値観を受け入れる

相手の価値観を尊重し、受け入れることが必要だ。自分の価値観を相手に合わせる必要はないが、自分の価値観を相手に押し付けることもあってはならない。双方が大切にしているものや考え方の違いを認識した上で、それを踏まえて適切な振る舞いをしよう。

 

 

2.相手との関係性を受け入れる

人生を長く生きれば生きるほど、これまで自分の周りには無かった関係性の相手も現れるだろう。そんなときに、これまでの経験に当てはめてその人との関係性を考えようとすると辛いことがある。そんなときには、これまで無かった新しい関係性としてそれを受け入れ、楽しむことが必要である。

 

 

3.相手から見た自分を受け入れる

相手から見て自分がどのような存在であるか、と言うことを意識してそれを受け入れるようにしよう。「本当の自分はあいつの思っている自分とは違うんだ!」と心の中で毒づくよりも、それを受け入れ、その上で自分がどうするかを考えたほうが建設的だ。人から見た自分の印象というのはすぐには変えられないものだし、本当の自分を全てわかってもらうためには長い時間が必要だ。

 

 

まとめ

抽象的な内容になったが、充実した人生を送るためには、「自分自身を正しく見つめる」こととそれを元に「他者と自分の関係を見つめる」ことのバランスが必要だ。

 

それが出来ることにより、人に振り回されたり、反対に人を振り回して不幸にするような生き方から逃れることが出来るようになるはずだ。皆様も是非、考えてみて欲しい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です