文学部からSEに!文系SEの苦労と活躍について女性SEに聞きました!~SEインタビューNo.5~

現役のSEに、SEの仕事についてインタビューするこのシリーズ、五人目はメーカー系のシステム会社でお客様の社内システムの保守運用を行っている若手女性SEのEさん(入社3年目)です。

 

Eさんのプロフィール

入社前のことを教えてください。

大学時代は文学部でした。新人研修のプログラミングはまったく出来ないし、現場に配属されてからは先輩社員の使う専門用語が知らないものばかり議事録を取ることすら難しい状態でした。

 

そんな状態だったので、入社前も入社後しばらくも、SEとしてやっていけるのか、非常に不安でしたが、最近ようやく自分の担当しているシステムに対する自信が持てるようになってきました。

 

 

趣味・休日の過ごし方を教えてください。

私はまだ年次も浅くて勉強することが山ほどあるので、できるだけ、休日にも自己研鑽の時間をとろうとしています。理想は毎週の土日どちらか1日で2~3時間くらいは、勉強の時間をとりたいのですが、実際は隔週で出来れば良いほうです。意志が弱くて。。

 

あとは、時間があるときには同期ともよく出かけています。新人研修を共に過ごして仲良くなったので、今はそれぞれ別々の現場に配属されていますが定期的に近況を共有しています。

 

 

担当業務について

どんなお仕事をなさっているんですか?

物流業界のお客様の社内システムのメンテナンスを担当しています。週に一回のお客様とのミーティングでシステム改善などの対応内容を話し合い、社内では主に開発業務を担当しています。先輩社員の作った基本設計書をもとに、詳細化した設計書の作成とコーディング、テストを行っています

 

主に担当しているシステムは、Javaで開発しているのですが、他にもお客様が業務に使うExcelのツールなど、ちょっとしたツールの開発も依頼されたりしています。

 

 

仕事のやりがいを教えてください。

配属された当初はできないことだらけだったので、一人で出来ることが増えていくことがうれしいです。特に、配属された当初は自分の担当するシステムがどう動いているかもわからないことような状態でしたが、最近では自分が開発に携わった機能のことがわかるようになり、自信が持てるようになってきました。

 

 

どんなときにモチベーションがあがりますか?

お客様が、自分の開発した機能を使ってくださっていることを実感する瞬間が、一番モチベーションがあがります。

 

例えば、私の作った機能の使い方に関して問い合わせをいただいたりすると、自信を持って回答できて、お客様にお礼を言われるとつい、にやけてしまいます笑。本当は、問い合わせが無くてもわかりやすいように設計すべきだと思うので、まだまだですね。

 

 

逆に、さがるのはどんなときですか?

ネガティブな性格なので、自分が引いたスケジュールを守れなかったりすると自己嫌悪に陥り、モチベーションが下がってしまいます。。

 

お客様が理解があって、スケジュールを調整してくださることがまた、申し訳ない気持ちになります。

 

 

最も大変だった経験を教えてください。

配属されてからは、良くも悪くも忙しさの波が少ない現場なので、すごく大変な経験はしていません。

 

同期の話を聞くと、徹夜でシステムトラブル対応をしたり、といった話を聞いたりもしますが、私の現場は残業時間も大体、月に30時間前後です。世間のイメージほどは忙しくないですね。恵まれていますね。

 

 

転職を考えたことがありますか?

今のところ全く考えたことはありません。今のチームの先輩や、お客様にはお世話になってばかりなので、まずは自分がSEとして一人前になってお世話になった人たちに恩返しをしたいと思っています。

 

 

SEに就職を決めた決め手は何ですか?

正直に言うと、第一志望の金融関係に落ちたところを拾っていただいたことがきっかけで入社しました。内定をいただいたものの、そもそも文系の自分にIT業界が務まるかがすごく不安だったのですが、先輩社員の方が良い意味で砕けた雰囲気で接してくださったので、思い切って飛び込むことが出来ました。

 

IT関連は幸運にも3社から内定をいただいたのですが、オフィスの中を見学させてもらったりして、一番雰囲気の良さそうな会社だったので、今の職場を選びました。働いてみて感じますが、やはり一番重要なことは現場の人間関係だと思います。

 

SEの仕事は、難しいことも多いですがやってみるとすごく面白くて、ルーチンワークではなく色々な事ができるところが、自分にあっていると感じています。

 


 

若手ながら謙虚に、そして真摯に仕事に取り組むEさんからは、ご自身を評して「ネガティブな性格」、というのを全く感じさせない前向きでエネルギーに溢れる回答をいただきました。

 

本稿で紹介した内容が、IT業界でSEに興味を持っている就活生の皆さんや、SEの仕事をもっとよく知りたいと考えている読者の皆さんの参考になれば幸いです。

 

こんな観点でインタビューして欲しい、こんな情報も公開して欲しいというご要望があれば是非コメントください。

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