リスクマネジメント計画書とリスク分類

SEの仕事にリスクマネジメントは非常に重要です。本記事ではリスクマネジメント計画とそのアウトプットであるリスクマネジメント計画書の構成要素、リスクの分類について見ていきたいと思います。

 

リスクマネジメント計画書の目的

リスクマネジメント計画とは、プロジェクト上で発生しうるリスクをどう扱うかという方針を定め、記載したものです。リスクマネジメント計画書を作成する目的は、事前に発生しうるリスクやその取扱を計画し、明記しておくことでリスクに備えることです。

 

リスクマネジメント計画書の記載事項

PMBOKによると、リスクマネジメント計画書には以下の項目を記載するものとされています。

 

リスクマネジメント方法

活用するツールや技法、その運用の方法

 

体制

リスクマネジメントにおける役割や責任分担

 

予算

リスクマネジメントにかける予算

 

実行タイミング

リスクマネジメントを実行するタイミング

 

リスク分類

発生しうるリスクの分類(観点)

 

リスク発生確率/影響度

具体的なリスクのプロジェクトへの影響度と発生確率

 

ステークホルダーとリスク許容度

リスクの発言から影響を受け、リスクマネジメントに影響を及ぼすステークホルダーと、ステークホルダーがどの程度リスクを許容できるか

 

報告書式

リスクを報告する際の書式、方式

 

追跡調査方法

リスクの深掘りを行う際の方式

 

 

リスク分類と評価観点

プロジェクトには様々な種類のリスクが存在しています。リスクの分類と、例としてどういった観点のリスクが存在するのかを以下に挙げます。

 

外部環境のリスク

例:
下請け業者
納入業者
顧客
市場
天候
経済情勢

 

組織上のリスク

例:
資源
資金
優先度

 

 

プロジェクト環境のリスク

例:
計画
コントロール
コミュニケーション
プロジェクト方針
規制

 

 

技術的リスク

例:
機能要求
非機能要求
技術の複雑度
性能
信頼性
安定性
品質

 

 

 

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