【危険がいっぱい】ノマドワーカーが街中で仕事をする時に気をつけるべきこと

【危険がいっぱい】ノマドワーカーが街中で仕事をする時に気をつけるべきこと

ラップトップを使用してサンラウンジャーの男

Source:Unsplash

2015年の時点では937万人だったフリーランスも2021年には1577万人と約2倍に増えています。リモートワークや副業も増え、誰もが街中のカフェなどで仕事ができる昨今ですが、特にセキュリティ面での意識や対策は改善の余地があるでしょう。本記事では、ノマドワーカーが街中で仕事をする時に気をつけるべきポイントを解説していきます。

仕事上の書類、パスワードは必須条件に

日々仕事をしていると、外部に漏れてはいけない情報のやりとりは頻繁に発生します。そのため、ファイルやメール、ダウンロードURLにパスワードを設定することもしばしば。また、GmailなどGoogleサービスを使っていると、定期的にログインし直さなくてはいけません。しかし、ついパスワードを忘れて、その度に再設定しなくてはいけない手間も発生します。ExpressVPNの調査によると、パスワードの再設定に、多い人で年間で84時間(3日半)も使っているという結果もあるから、驚きです。ちなみに、よく忘れられるパスワードとしては「銀行」がトップ、続いて「SNS」「オンラインショッピングサイト」「光熱費や税金の支払いサイト」「オンラインゲーム」「仕事のアカウント」となっています。銀行は頻繁にログインするものではないので忘れやすく、かつ再設定に手間と時間がかかるので、非常に厄介ですね。

ノマドワーカーが気をつけるべきこと

ラップトップに直面して座っている男

Source:Unsplash

ノマドワーカーが外で仕事をする時に気をつけるべきことは大きく5つあります。

  1. 外部からの視線に気をつける

    窓際などは明るく開放的で気持ちいですが、一方でパソコン画面やキーボードを誰からも見ることができるというリスクも発生します。また、窓際でなくても、背後から覗かれやすい環境は控えましょう。万一、関係者がいて、人事情報や顧客情報を見られたり、パスワード入力シーンを見られたりした場合、悪用する人がいるかもしれません。
  2. 話し声に気をつける

    見られることと同様に、話し声にも注意が必要です。電話で重要な事柄を話している時に聞かれてしまう、同僚とカフェで一緒に仕事をしている時に会話を聞かれてしまうということは日常茶飯事です。それを聞いた人が悪気がなくても、SNSに投稿し問題になることもしばしばあるので気をつけましょう。
  3. デバイスを置きっぱなしで離席しない

    「ちょっとトイレに行くだけだから大丈夫だろう」とパソコンを置いたまま席を離れるなんてこと、誰しもやったことがあるのではないでしょうか?しかし、その隙に万一盗難でもされたら機密情報が漏れてしまいます。手間はかかりますが、誰かに見ていてもらうか、自分で持っていくなど対策を行いましょう。
  4. データ持ち出し

    近所のカフェだから、とUSBやハードディスクにデータを入れて外に持ち出し、外作業で使うことをしてしまいがちです。こちらも、万一紛失したり、盗難に遭うと社内だけの問題で収まらないことがありますので、十分注意しましょう。
  5. 無料WiFiに接続する

    無料のものでも、会員制(使える人を限定)やパスワード付きのWiFiならまだリスクは低いですが、パスワードなしで無料で使えるWiFiも徐々に増えてきています。もちろん便利なのですが、その分ハッキングのリスクも高まります。公衆WiFiを使う場合には、自動接続はせず、パスワード付きのものを選ぶ。またはVPNを使って接続するなど、セキュリティを高める工夫をしましょう。
問い合わせフォーム