皆さんは普段どのように情報収集しているでしょうか。テレビのニュースやインターネット上の記事、TwitterやFacebook上での誰かの投稿から情報を得ているという人もいるでしょう。
本稿では、これからの時代の「情報収集」について考えてみたいと思います。
情報を効率的に集められているか
情報収集について、自身を振り返ってみたときにまず感じたのは、情報を効率的に集められているか、ということです。何故こんなことを考えたのかと言うと、私は毎日RSSリーダーやニュースアプリで情報を収集しているのですが、あるとき毎日の電車で繰り返すその作業がとても億劫になったのです。
つまり、毎日携帯でニュースサイトやRSSリーダーを見て、情報をつまみ食いすることすらも面倒になってしまったということです。そして、この作業をどうにかもっと楽に出来ないかと考え始めたのが、この事について深く考えるきっかけとなりました。
情報に偏りがあるのではないか
もう一つ、日頃から気にしていたことがあります。それは、自分が人力で調べることができる範囲は限られているため、取得できている情報に偏りがあるのではないか、という疑問です。これについては、より広くより多くの情報を集めることが必要であると考えました。
そしてこれは、これまでのように人力でかき集める方法は限界に来ていると感じました。すなわち、情報収集を自動化し、より多くの、より広い範囲の情報を集めることが必要だということです。
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収集した情報を正しく分析できているか
さらに、情報過多な現代において、それを正しく活用するためには分析が必要だと感じました。ニュースを漠然と読んでいても自分の糧にならないように、情報をどう利用するか考える必要があるということです。
これについては、現状得られている情報量であれば一つ一つ解釈して分析することはできるかもしれませんが、より多くの情報を収集した後にそれが出来るとは思えませんでした。丁度、AI技術の台頭が叫ばれる昨今ですので、集めた情報の分析にもIT技術を活用しようと考えました。
悩んだ末に出した結論
情報収集について、上記のようなことを悩んだ末に出した結論は
Web上から自動で情報を収集してきて、それを分析するツールを作ろう!
というものです。
案は以下の通りです。
- 情報収集にスクレイパー(クローラ)を使いインターネット上から自動で情報収集
- 頻繁に見に行く情報はクラウドストレージにデータを蓄積して資産化
- 分析はIT技術を使って統計的に行う
- AIの自己学習を利用し分析精度を高める
上記の仕組みを通じてやりたいことは、私の趣味でもある「投資」の分野において連続的なデータを収集し、それを投資判断に役立てること。そしてゆくゆくはそれを公開し自分以外の人にも使ってもらいたいとも思っています。(ニッチな分野なので、需要はあるはず)
<狙い>
・経験/勉強
これからの時代に必要なデータ収集/分析の実践を通じて経験を得る
・資産としてのツール
作り上げたツールを新しいシステムの構築に利用する
と言うことで、次回以降は、情報収集の仕組みや分析の仕組みについて見ていきたいと思います。
まとめ
- データを制するものがこれからの時代を制する
- データは「収集」と「分析」の双方を考える必要がある
- 自分で使ってみる、作ってみることが大切
- 物を作るときには目的(やりたいこと)を先に決めよう
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