6/15にTOEFL本試験の6回目の受験をしてきました。今回の会場は御茶ノ水ソラシティです。
受験の目標
目標は変わらず、100点の到達&TOEFL卒業です!特に、セクション毎の目標は下記の通りです。
・Reading 28点
・Listening 27点
・Writing 25点
・Speaking 20点
受験の準備
TOEFL6回目の受験の準備として行ったことは以下です。
・毎日1問TPOのリスニング問題を解く
こちらは前回から継続、1ヶ月半程かけて、TPO10~50を一通り解き終わりました。
感覚的には、
・3割の問題が100%表現が聞き取れ、意味が理解できる状態
・7割の問題が、80-90%程度の理解度で、1問の中で1~2センテンスほど何を意図しているのかわからない文章がある状態
という状況です。前回の受験時と比較すると、100%理解できる問題の割合はそれほど変わっているとは感じませんが、理解が浅いと感じる問題がほぼ出てこなくなりました。これはリスニング力の向上も寄与しているかもしれませんが、どちらかというとTOEFLで扱われやすいトピックに関する語彙・表現の増加や背景知識の増加による部分が大きいと思います。
これは、例えば新石器時代の話であったり、宇宙の話であったり、世界の農業の発展の話であったり、アメリカ先住民の話であったりという、よく出題されるトピックに関して馴染みが出てきたという感覚ですね。知らない単語に意識を引かれることが少なくなり、話の流れもある程度、予想できるようになったことでリスニング中に余裕を持てるようになってきました。
学習時間
合計時間
受験時点での学習時間累計は以下のような状況です。
Speakingの練習時間はオンライン英会話の時間も計上しているので、純粋にTOEFLの学習に特化したトレーニングはあまりできていない状況です。
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ちなみに、MBA準備(TOEFL学習)スタート地点でのNicolの状況は下記の通りです。
・TOEIC900点強
・英会話はオンライン英会話を1日25分、週5-6日を1年程度
・実務での英語利用経験は皆無
・短期を含め留学経験は皆無
・その他、日常で英語に触れる機会は一切なし
受験の手応え
目標である100点を超えるためには、過去最大の得点を取る必要があります。後ろの予定を気にしながら戦っていた前回と異なり、万全の状況で望んだ第6回でしたが、手応えとしては過去最大とは程遠いものでした。。。
ダミー問題は今回もListeningで出題されました。これで6回中2回がリスニング、4回がリーディングにダミー問題が出題されました。噂ではリスニングにダミーが出題される確率が高いと聞いたけど、そうでもないのかな?
・Reading : 無事、時間内に完了
前回、時間切れになってしまった教訓を活かし、 問題が3問(ダミーなし)だったこともあり時間配分は特に意識して進めていきました。結果として、時間内に全ての問題をとき終えることができました。問題自体の難易度、というか理解度も前回よりは高かったように感じます。
・Listening : 修行の成果を発揮できた
こちらはダミー込みの9パッセージでしたが、スピーキングに備え早取りをするため、後半3パッセージは完全に捨てました。前半6パッセージに関しては過去最大に集中でき、十分な手応えがありました。2択まで絞った後に多少迷った問題が2~3問で、おそらく間違っていたとしても3問程度かなという感覚です。
正直、ダミーが前半に含まれている可能性も十分にあり、その場合は死亡確定ですが、それを踏まえても、折角リスニングにダミーがあるチャンスをスピーキングの準備に費やしたい、という思いで賭けに出ました。
その結果は・・・
・Speaking : ぼろぼろ
最悪な結果でした。。狙っていた早取りは全然できず。(これは、そもそもが他の受験者次第なうえに、そもそも他力本願なこの作戦どうなんだ・・・と後から振り返って心底感じました。今更ですが。。。)
さらに、これまでFairを獲得できていたTask1,2についても良いネタが思い浮かばずうまくまとめられず、Task3,4,5,6についてはネタの整理するところまではできたのですが、4つ全てのタスクで最後まで喋り切ることができませんでした。最悪なのが、きちんとどの要素が得点に必要なのか抑えられていたにもかかわらず、それを伝えることができなかったことです。例えば、Task6では2つ目の例に触れることができせんでした。
正直、良い点を取ろうと焦ってDetailを盛り込みすぎたことと、タイムマネジメントの練習不足が一番の敗因だと思います。
・Writign : 放心状態
Reading,Listeningで手応えを感じていたところからの、Speakingでの大失敗によって、非常に動揺した状態で迎えたWritingパート。冷静に切り替えて向き合うことに務めましたが、正直、影響は出ていたと思います。過去に先輩から、「GMATの序盤の問題で全くうまく行かず、後半の問題に泣きながら取り組んだ」という壮絶な話を伺って戦慄したことがありましたが、その気持が今ならばよくわかります。
しかしながら、そんなときに頼りになるのが訓練の積み重ねだ、ということもよく実感できました。ボロボロの精神状態でも、Task1に関してはレクチャーの全てのポイントを盛り込み、時間内に完結することができたと思います。Task2も、DetailとExampleが弱いながらも、400文字を書くことができました。手応え的には、22~25という感覚です。。Task2については内容をすでに殆ど忘れてしまいましたが(!)ロジックにも少し不安があるため、その部分がどう判断されるかがポイントになると思います。
受験結果と振り返り
結果が返ってきたら追記します。
6/26結果が公開されたので追記しました。
得点
カッコ内は前回の得点
科目 | Reading | Listening | Speaking | Writing | TOTAL |
得点 | 27(24) | 29(26) | 18(18) | 23(25) | 97(93) |
SpeakingセクションとWritingセクションのそれぞれの点数はこちら。
Speakingセクション内訳
Topic | Score |
familiar topics | Limited(1.5 – 2.0) 前回:Fair(2.5 – 3.0) |
campus situations | Fair(2.5 – 3.0) 前回:Limited(1.5 – 2.0) |
academic course content | Limited(1.5 – 2.0) 前回: Fair(2.5 – 3.0) |
Writingセクション内訳
Topic | Score |
Integrated Writing (Writing based on reading and listening) | Good(4.0 – 5.0) 前回:Good(4.0 – 5.0) |
Independent Writing (Writing based on knowledge and experience) | Fair(2.5 – 3.5) 前回:Fair(2.5 – 3.5) |
スコアを振り返っての所感
スコアが出てから追記します。
19/6/26(水) スコアが公開されたので追記しました。
各セクション、概ね手応え通りのレンジのスコアでした。最近の傾向として、実感と得点の乖離が少なくなってきたように感じます。それだけに、結果が出るまでのこの期間は非常に憂鬱な気分でした。。。笑
各セクションごとの振り返りです。
・Reading
パッセージの読み込みに時間をかけすぎて後半で時間が足りなくなってしまい、最後の数問で取れる問題を落としてしまったように思います。恐らく、最後の3~4門まではほぼ全問正解できているはず。。。
これは全問正解を意識するあまり、問題の回答に不要な箇所の精読に時間を消費してしまっていることにもあると思います。読解力の向上も必要ですが、試験テクニックとして通り過ぎたパッセージを読むことに時間を使いすぎないようにしようと思います。
・Listening
こちらは実感どおりの得点で一安心です。1問間違えているのでリスニング力の向上は引き続き必要ですが。
・Speaking
Speakingも、悪い意味で実感どおりの出来でした。ネタは出せているのに時間配分を誤りたどり着けないという最悪の状態だったので、まずは「意見・理由・原因など必須の情報を時間内に伝えきる」を意識して訓練したいと思います。
・Writing
こちらも実感どおりですね。Independent Writing(Task 2)の話の展開のバリエーションを増やし、表現の幅をもっと広げる訓練をする必要がありそうです。
今後の取り組み:
相変わらず、多忙のため勉強に費やせる時間は限られてきそうです。今回、リスニングである程度の点数が獲得できたら、Reading、Listening、Writingは問題演習による実践を中心とし、殆ど対策ができていなかったSpeaking対策に手を付けようとおもいます。
加えてそろそろGMATの学習を開始しなければならないため、TOEFLは目が揃うまで根気強く受け続けるモードになりそうな予感。。。つらい。。
次回、7回目の受験は7/6(土)を予定しています。
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