スマホ見つめ毎日同じ場所に立つ女性は

謎の「ストリートガール」何してるの? 

マツコ・デラックスと村上信五がMCを務める日本テレビ系列の人気番組「月曜から夜ふかし」(4月18日放映)で気になるコーナーがあった。視聴者から「東京・渋谷の商業施設のいつも決まった場所で毎日、スマートフォンを見つめながら、その場所を動かず、数時間立ち続けている女性がいる。

「何をしているのか知りたい」という投稿が番組に寄せられ、スタッフがその女性を直接取材した。顔にマスキングをすることを条件に取材に応じた女性の答えに驚かされた。彼女は照れながらこう言った。「Wi-Fiがおうちになくて。ここはWi-Fi環境が抜群なんです。毎日、映画やドラマをここで2~3本観ています」 

Source: pexels.com

全国に増える「立ち見族」 

そんな「立ち見族」が全国の街角に増えているらしい。その番組を見た別の視聴者はTwitterで「それ、うちの地元(田舎)にもいるわ。夕方になると毎日、銀行の入り口に立っているの」と反応。「端からみると、いい大人がみっともないなあと思うのは私だけ?通行人がその人を不審そうに見ているから」などの意見も番組へ寄せられた。そういえば毎日同じ場所、同じ時間にスマートフォンを長時間見つめている人、身近にもいるような気がする。

ただ、みっともないというより、こうした行動は、適切な安全対策を取らないと、危険と隣り合わせであることに無頓着であることのほうが、より心配だ。

無料 Wi-Fi 便利だけど無防備

2021年、東京ではオリンピック・パラリンピックが開催され、多くの観光客が国内外から訪れることを見越して、都内では公共や民間の無料 Wi-Fiが張り巡らされた。

働き方も変わり、駅やカフェ、コンビニエンスストアなどの無料 Wi-Fi はノマドワーカーにとっても重宝するが、一方で暗号化されていない無料Wi-Fiは、実はかなり無防備だ。ウェブサイトのURLや履歴、メールの内容などを、同じ無料Wi-Fi に接続している第三者が簡単に取得できる。つまり、通信を盗聴されたり、のぞき見されたり、パスワードを奪われてしまうことが起こってしまう可能性もある。。

スマホを無料Wi-Fiから守る 

ではどう対策すればいいのか。慎重で常識派の人は、インターネットで「身を隠す」ために、セキュリティシステムをスマホにを導入していると聞く。安全なセキュリティ対策の利用は、インターネット上の行動において、見ず知らずの第三者や、ハッカー、政府、プロバイダなども含めて、誰も見ることができない暗号のトンネルを通過させることも可能だ。。それによって自分自身を防御できるというわけだ。 「月曜からよふかし」の番組に登場したあの女性は大丈夫だろうか。お気に入りの無料Wi-Fiスポットに立ち続けながらスマホを見つめる風変わりな行動はご愛敬。しかし何らかのセキュリティ対策もしっかりと導入していることを願う。 

 

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