Brain.fmを使って効果を測定検証してみた！脳科学×音楽×AIの集中力増強アプリ

本記事では集中力増強アプリのBrain.fm(ブレインエフエム)の使い方と利用してみてのレビューを紹介したいと思います。

Brain.fm(ブレインエフエム)とは

Brain.fm(ブレインエフエム)とは、脳科学に基づいて、集中力を増強したりリラックスできる音楽を配信してくれるサービスです。

公式サイト：https://www1.brain.fm/app

Brain.fmは脳科学に基づき、脳が集中したり、リラックスするための波長を分析し、分析に基づく音楽を配信してくれます。脳科学者が運営チームに参加していることに加え、このサービスの最も面白い点は、配信される音楽の全てをAIが作曲しているという点です。

公式サイトの説明によると、集中力を増強する音楽以外にも瞑想・昼寝・夜の睡眠向けの音楽も配信されています。また、音楽を聴き始めて15分以内に効果が出るように設計されているというところも非常に興味深いポイントです。

Brain.fmは効果があるのか

ここまで非常に胡散臭い（失礼）紹介をしてきました。Brain.fmは5回までの音楽配信は無料で利用できますが、それ以上は有料サービスです。もし本当に効果があるのであれば、料金を払ってでも利用したいところですが、昨今、巷では「集中力を上げる音楽」はありふれています。

ということで、わざわざ利用料を払って使う価値のあるサービスなのか、身をもって実験してみました。

実験条件

• 15分間の勉強の効率を測定する。
• 分散を最小化するため、出来るだけシンプルで数の多い問題を選択する。
• 問題は英単語(記憶系) / 数学(処理系)とする
• テストは英単語はTOEIC英語、数学はGMATのMathを持ちいる
• (1)音楽なし / (2)自分の好きな音楽 / (3)Brain.fmのそれぞれで測定した結果を比較する。
• 1つの方法で15分勉強し5分休憩を挟んで次の方法で15分勉強という流れで測定する。
• 実施順によるバラツキを抑えるため、(1)-(3)の方法を順番を変えながら3セット行い結果の平均で判定する。

実験結果

英単語暗記の結果

数学問題の結果

ということで、自分自身にとってはなんだか効果がありそう。という結果になりました。特に、疲れの出て来る後半は、音楽がないと問題を解いている途中に別のことが頭に浮かんできてしまったり、好きな音楽を聞いていると歌詞を頭で追ってしまったりと、集中力の低下を感じました。一方で、Brain.fmの音楽は人畜無害というか、良い意味で何も感じないので目の前にある問題だけに集中できるような印象を受けました。これらは結果に数字としても現れていますね。数値で見ると誤差程度の僅かな差ではありますが、積み重ねると大きな結果の違いになることと感じています。勿論、個人差はあると思うので他の人が利用して同じ結果になるかはわかりませんが、勉強や作業の効率を上げることは直接、人生の時間をいかに有効に使えるかという点に関わってきますので、興味を持った方はぜひ一度試してみてください。

Brain.fmの使い方

さて、ここからはBrain.fmの使い方を紹介していきたいと思います。Brain.fmは5回までは無料で音楽を利用することができます。自分に合っているかを試してみるには十分な回数ですね。

まずは公式サイトから[Start Listning Now]をクリックします。

必要事項を記入して、[Let’s Go!]をクリックします。

メニュー画面が表示されます。用途を選択しましょう。仕事や勉強をする場合には、左の[Focus]を選択します。他にも瞑想や小休憩ようの[Relax]や昼寝や夜の就寝用の[Sleep]も無料で聴くことが可能です。

音楽の種類を選択すると、自動で音楽の再生が開始されます。さっそく、集中して作業を開始しましょう。画面下部のメニューバーから、再生時間や音量などを設定することが出来ます。

使用中は画面に名言（？）が表示されてやる気を高めてくれます。

メニュー画面の[X free sessions]の記載が、無料で視聴することができる回数です。回数がゼロになった場合は、月額利用料を払って登録することで継続利用が可能です。

月額プラン

Nicolは、しばらく月額支払いプランで使ってみようと思います。