本記事では、ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g/12c試験(オラクルマスターシルバー試験)の概要と受験の流れ、最短で合格するための効果的な学習方法などを解説します。
※考え方や理論なんかどうでもいいから、とにかく最速最短でORACLE MASTER Silverがほしいんじゃ!!という方はこちらを御覧ください。
このページを見られている方は、ブロンズを合格して、次にシルバーの資格を狙う方が多いかと思います。まずは、ブロンズの合格おめでとうございます!!そして、シルバーへの挑戦がんばりましょう!資格の取得に向けて気持ちが高ぶると、いきなり対策本を買ってきて解きはじめてしまう方がいますが、ちょっと待ってください!いきなり勉強を始めても、非効率なやり方で時間を無駄にしてしまう可能性があります。(何を隠そう、Nicolも同じタイプで、何度も失敗しているので気持ちがとてもよくわかります・・・!)
本記事ではオラクルマスターシルバーの試験対策を効果的・効率的に行い最速で合格するための方法を紹介します。
※本記事では、2018年12月時点の最新状況を反映しています。
この記事でご紹介する内容は以下のとおりです。
・ORACLE MASTER Silver Oracle Database試験の受験申込~合格までの流れ
・ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g/12c試験に最短で合格するための勉強法(攻略法)
・合格するだけでなく、専門性の高い資格を活かすための考え方
・試験勉強を通じて手に入れる知識やスキルを身になるものにする方法
オラクルマスター試験はベンダー試験の中でも有名な試験ですが、合格までの流れがどういったもので、何を勉強してどんな準備をすればよいのかNicol自身も困ったことがあるため同じように困っている方の助けになれば幸いです。
1.ORACLE MASTER(オラクルマスター)とは
「オラクルマスター」とは、Oracle Corporationの製品であるOracle Databaseに関する資格で、Oracle社のデータベース製品に関する知識の保有を証明することができる民間資格です。民間資格と入ってもOracleはデータベース製品で世界中で非常に高いシェアを誇っており、オラクルマスター試験も知名度の高い資格試験です。資格試験には4つのグレードが存在し、本記事で紹介する「Silver」は下から2番めの資格です。
本記事で紹介する「ORACLE MASTER Silver」の取得は、Bronzeの取得者と比較して一気に数が少なくなります。オラクルDBの技術者として中級者という位置づけの資格ですが、シェアの高い製品だけに高いスキルを持っていることを示すことができます。一方で、ORACLE MASTER GoldやPlatinumを目指す方にとっては、通過点となるSilverの資格は、効率的に素早く取得したいところですよね。
1.1 オラクルマスターシルバー試験の概要
オラクルマスターシルバー試験の認定対象
オラクルマスターシルバー試験、正式名称はORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c/11g Certificationもしくは Oracle Database 12c/11g Administrator Certified Associate Certificationは日常の運用管理および保守についてデータベース管理者に必要な重要な各種スキルがあることを証明します。
オラクルマスターシルバー試験では、ブロンズでも学んできたようなオラクルDBのアーキテクチャに加えて、バックアップ・リカバリやパフォーマンスチューニングなど、より高度な「DBA(database administrator:データベース管理者)」としてのスキルを学びます。また、Enterprise ManagerやOracle Data Pumpなどのツールの扱いについても学ぶことができます。
オラクルマスター試験は世界共通基準の認定資格
Oracleは世界的にサービスを展開している企業であり、ORACLE MASTER SILVER資格は世界中で有効な世界共通の認定資格です。日本国内のみで提供される資格試験とはことなり、資格を取得することで海外で働く際にもプラスになるという点は、これからの時代において大きなメリットです。特にシルバー以上の資格保有者はDBAとして即戦力として活躍可能であることが、世界中のどこでも客観的に示せることが魅力です。
1.2 運営団体
オラクルマスター試験の運営団体は米国カリフォルニアのOracle Corporation(以下オラクル社)です。日本では関連会社とし日本オラクルが存在します。オラクル社は民間法人や公的機関を対象としたソフトウェア製品に強みを持っており、特にデータベース製品におけるシェアは非常に高いです。
同社のデータベースソフトウェアの技術者を育成するため、セミナー開催や資格試験の運営も行っており、オラクルマスターシルバー試験もその一環です。
1.3 ORACLE MASTER のグレード
ここでは、ORACLE MASTER試験のグレードについて紹介します。オラクルマスターには4つのレベルが存在し、Bronze→Silver→Gold→Platinumと金属のグレードの順番でレベルが高くなっていきます。
Silver以上のレベルの資格を取得するためには、下のレベルの資格を保有していることが条件となりますので、はじめての場合はBronzeから順番に取得していくことになります。
※ここでは試験概要としてPlatinumまで紹介しますが、NicolはGoldまでしか保有していませんので、Platinumの詳細をご紹介することができません。。
ORACLE MASTER Bronze
ORACLE MASTER Bronzeは、オラクルマスターの登竜門的な位置づけの資格試験です。ORACLE MASTER Bronzeについては、以下の記事で詳しく解説をしています。
【保存版】オラクルマスターブロンズとは?未経験者も3ヶ月で試験合格の最速攻略法を解説!
ORACLE MASTER Silver
ORACLE MASTER Silverでは、データベースの運用管理や保守に関するスキルを保有していることを証明する事ができます。本記事ではオラクルマスターシルバーについて、詳細を掘り下げて紹介します。ブロンズでは基本的な内容を幅広く学びましたが、シルバーはより高度で専門的な知識を持っていることが求められます。また、Oracle Databaseの固有機能の活用などが試験の焦点となってきます。
ORACLE MASTER Gold
ORACLE MASTER Goldは、より大規模かつ高度なデータベース運用のスキルを保有していることを証明するための資格試験です。特にOracle固有の高度なバックアップ、リカバリのテクノロジーやマルチテナントデータベースといった専門的な知識の保有が求められる試験です。また、Gold以上は認定にあたって、規定のセミナーを受講し修了することが必要です。
ORACLE MASTER Platinum
ORACLE MASTER Platinum試験は、最も高いレベルのエキスパートであることを証明する資格です。プラチナレベルの資格試験を取得するためにはゴールドと同様、セミナーの修了・筆記試験の合格に加えてさらに実技試験に合格することが必要です。
Platinum資格の保有はオラクルデータベース技術者として最高レベルのスキルを保有していることを証明する手助けになります。保有者も少なく実技試験もあるため、取得には実地での経験が不可欠と言えるでしょう。それ故、ゴールドまでと比較しても高い価値のある資格だと言えます。(かかる費用も高いです。。)
オラクルマスタープラチナの日本国内における保有者数は100名~150名程度と公表されています。詳細は日本オラクルのページを参照ください。
2.ORACLE MASTER Silver試験徹底解析
ここでは、オラクルマスターシルバー試験の詳細を紹介します。
2.1 試験の特徴
製品のバージョンにあわせてアップデートされる
オラクルマスター資格にはデータベース製品に合わせたバージョンが存在します。例えば、Oracle Database 12cに対応する資格はORACLE MASTER Silver Oracle Database 12cとなります。資格試験は基本的にOracle社のサポート対象となっているバージョンのデータベース製品に合わせたものが開催されています。
オラクルマスター資格の有効期限
オラクルマスター資格に有効期限は存在しません。しかし、先述のようにオラクルマスター資格はデータベース製品のバージョンアップに伴いバージョンアップされます。当然ですが保有している資格は自動的にアップグレードされることはありませんので、保有資格は放っておくと世間で使われているデータベースのバージョンより古くなっていきます。実質的には製品のライフサイクルが資格のライフサイクルとなります。
オラクルマスター試験では、過去のバージョンからのバージョンアップをするという認定パスも存在しています。例えば、ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11gの資格を保有している人が仕事で12cのデータベースを管理することになり資格をアップグレードしたい場合は、12cのBronzeから順番に取得する必要はなく、Upgrade用の試験に合格するだけで、12cのGoldとして認定を受けることが可能です。
上記は、Silver試験でも同様です。いまあなたがSilver試験を取っておけば、将来のバージョンアップがあったとしても専門性の高い資格をアップグレード資格を受けるだけで保持していくことが可能です。
バージョンアップ用の認定パスは資格によって異なるため、公式ページで個別に確認しましょう。ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g/12cに関しては本記事の中で紹介します。
現行試験のバージョン
オラクルマスターシルバー試験の現行バージョンは以下の2バージョンとなります。
- ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g
- ORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c
取得フロー
オラクルマスターシルバーに認定されるためには、同じ製品バージョンのOracle Master Bronze Oracle Database資格を保有していることと、Silver DBA試験に合格する必要があります。Oracle Databaseの試験は先に説明したように、Bronzeから順番にグレードを上げていく必要があります。いきなりSilverを受験することはできないので注意が必要です。オラクルマスターシルバーは、製品バージョンによって11gと12cに別れています。
2.2 ORACLE MASTER Silverの受験者数
オラクルマスターシルバー試験の受験者数は公開されていません。
2.3 ORACLE MASTER Silverの難易度(合格基準・合格率)
合格基準
オラクルマスターシルバー試験に合格するための条件である各試験の合格基準は下表の通りです。
11g DBA
試験名 | 合格基準 | 試験時間 |
Silver DBA11g (1Z0-052) 試験 | 70問中66 %以上の正解 | 90分 |
12c DBA
試験名 | 合格基準 | 試験時間 |
Oracle Database 12c Administration (1Z0-062) 試験 | 67問中64%以上の正解 | 120分 |
合格率
オラクルマスターシルバーの合格率は公表されていません。概ね受験者の60~70%程度が合格しているようです。オラクルマスターブロンズと比較して、シルバー以上は挑戦する人が一気に少なくなるため合格率が高く感じますが、そのまま難易度を示しているわけではないことには注意が必要です。とはいえ、資格試験の中では普通の難易度の試験といえます。
合格者数
オラクルマスターシルバーの合格者数は調査中です。
2.4 ORACLE MASTER Silver取得に必要な勉強時間の目安
ここではオラクルマスターのシルバーを取得するまでに必要な勉強時間の目安を紹介します。ここで紹介するのはあくまで目安です。Silver以降の試験は特にOracle製品を現場で利用する機会の有無と、使い方によって大きく左右される部分があります。また、本人の集中力やこれまでの経験によっても変わるので、参考として見てください。
必要な勉強時間の目安を知ることは資格取得の計画を立てる際に必要です。最短ルートで必要な知識を身に着けて合格するために、参考にしていただければと思います。
業務でOracleのDBAを担当している場合
業務でOracleを使っているよ、しかもDBAをやっているよという人は、基本的な機能の使い方やインターフェースなどの知識に大きな強みを持っています。この場合は、試験の問題形式に慣れて、実践に合った形のトレーニングを中心に行うことで出題されやすい観点を研ぎ澄ましていく方法で、ポイントを抑えて短い時間で重要な箇所を学ぶことが可能です。
業務でOracleのDBAを担当している人がオラクルマスターシルバーの資格取得に挑戦する場合は15~25時間程度の時間で合格することができるでしょう。特に、シルバーの出題範囲の機能に慣れている人の場合は、いきなり問題の実践に進むことで、時間を有効に使うことができます。
業務でOracleのDBAを担当していない場合
業務でOracleのDBAを担当してい人がオラクルマスターシルバーの資格取得に挑戦する場合は20~40時間程度の時間で合格することができるでしょう。業務で機能に慣れ親しんでいる人との差として、Oracleの特徴的な機能の概要とその目的など、問題を解く前に土台として学んでおくべき事があるからです。
しかし、重要なポイントは問題を解く中で繰り返し問われる部分となるため、基本的には素早く背景知識を入れて、問題を重点的に解きつつ、理解が浅い部分は参考書に戻る、というやり方をおすすめします。
2.5 ORACLE MASTER Silverの試験範囲
ここではオラクルマスターシルバーの試験範囲を紹介します。オラクルマスターシルバーの試験範囲は、下記の通りです。
Oracle Database 12c Administration | 1Z0-062
- Oracleデータベース・アーキテクチャ
- Oracleデータベースの作成
- Oracle Networkの環境設定
- ユーザー・セキュリティの管理
- UNDOデータの管理
- データベース・メンテナンス
- インテリジェント・インフラストラクチャの新機能
- データベースのバックアップ
- データの移動
- データベース環境の準備
- Oracle インスタンスの管理
- データベース記憶域構造の管理
- データおよび同時実行性の管理
- Oracle Databaseセキュリティの実行
- パフォーマンス管理
- バックアップおよびリカバリの概念
- データベースのリカバリ
Silver DBA11g | 1Z0-052
- Oracle Databaseのアーキテクチャの確認
- Oracle Databaseインスタンス
- データベース記憶域構造の管理
- 領域の管理
- Oracleデータベース・サーバーが自動的に領域を管理する方法について説明する
- 圧縮を使用して領域を節約する
- セグメント・アドバイザを使用する
- セグメント縮小機能を使用して表と索引で浪費されている領域を再利用する
- データの並行性の管理
- バックアップとリカバリの概念
- データベースのバックアップの実行
- データの移動
- パフォーマンスの管理: SQLチューニング
- DBCAの使用によるOracle Databaseの作成
- DBAASの概要
- Oracle Databaseの管理ツール
- Oracleネットワーク環境の設定
- ユーザー・セキュリティの管理
- UNDOデータの管理
- Oracle Database監査の実装
- バックアップとリカバリの設定
- データベースのリカバリの実行
- データベースのメンテナンスの実行
- Oracle Schedulerの使用によるタスクの自動化
- Oracle Databaseソフトウェアのアップグレード
こうしてみると、オラクルマスターシルバー試験は12gになってボリュームがかなり増加していますね。
2.6 ORACLE MASTER Silverの試験日と試験会場
ここではオラクルマスターシルバーの試験日と試験会場を紹介します。オラクルマスターシルバー取得のためには、ブロンズ資格の保有と、DBA試験への合格が必要です。オラクルの試験の中にはオンラインで受講可能な試験もありますが、Silver DBA試験はテストセンターでしか受験することができません。
申し込み受付期間
オラクルマスターシルバー試験の申し込みは、テストセンターが休みの日を除いて、年中いつでも受け付けています。認定のために必要なDBA試験はBronze取得後にいつ合格してもOKです。Bronze資格を取得してからDBA試験を合格するまでの期間に制限はありません。(勿論、製品のバージョンアップに合わせて試験そのものが終了となった場合は別です)自分の予定に合わせて受験することが可能ですね。
試験日と試験会場 <会場試験>
会場で試験を受験する場合は事前予約が必要です。試験会場は全国にあるピアソンVUE社のテストセンターとなります。試験予約時に日時と会場を選んで試験を予約します。テストセンターによっては、テストセンター自前のホームページを持っていて、ピアソンVUEで予約不可の日程でも予約できる場合があります。
申込み自体はいつでも可能ですが、試験会場によっては数日前でないと予約できない場所もありますので、受験の日程が決まったら早めに申し込みを行いましょう。
試験日と試験会場 <オンライン試験>
先に記載したように、オラクルマスターシルバーで必要なSilver DBAはオンラインで受講することはできません。
2.7 ORACLE MASTER Silverの合格発表と合格証書
オラクルマスターの合格発表はWeb上で行われます。CertViewというオラクルの資格管理サービス上で試験の状況を確認することが可能です。CertViewでは、試験結果の確認に加えて過去に取得したオラクル資格の状況も確認することができます。
試験結果レポートでは、得点と不正解だった項目(観点)を確認することが可能です。
また、見事オラクルマスターに認定された場合は認定者の証としてデジタルバッジをダウンロードすることができます。認定者は履歴書や名刺にバッジを利用することが許可されます。
上記はGoldの例ですが、Silverでも同様のロゴが使用可能となります。
2.8 ORACLE MASTER Silverの受験料と支払い方法
ここではオラクルマスターシルバーの受験料と支払い方法について紹介します。民間資格だけあって公的資格と比較して受験料は高額です。特に、シルバー取得のためにはブロンズから順番に受けなければならないため、合計でかかる費用はかなりの出費です。
割引で入手できる方法もあるため、事前に確認しておきましょう。本記事でも、受験チケットを割引入手する方法を紹介しています。
受験料
オラクルマスターシルバーの取得に必要な試験の受験料は下の表のとおりです。DBA試験は12c/11gのどちらも定価は26,600円となっています。
試験科目 | 受験料 |
Silver DBA11g | 1Z0-052 | ¥ 26,600 (税込み¥ 28,728) |
Oracle Database 12c Administration | 1Z0-062 | ¥ 26,600 (税込み¥ 28,728) |
受験料の支払い方法
オラクルマスター試験の受験料の支払い方法は以下の2通りあります。
- 試験予約時に、ピアソンVUE社へ直接支払い
- オラクルユニバーシティが発行する「受験チケット」での支払い
どちらの方法でも受験可能な試験に違いはありません。受験チケット(バウチャー)はOracle Universityから購入することができます。受験チケットを購入した場合、利用期限は購入日から6ヶ月となっていますので注意が必要です。
受験チケットを割引で入手する方法
オラクルマスター試験を割引で受験する方法として、受験チケットを割引で入手することで可能です。また、Oracle University (Oracle公式のバウチャー販売ページ)では期間限定でお得なキャンペーンが開催されている場合があります。受験前にチェックしておくと良いでしょう。
IT試験ドットコム
IT試験ドットコムは日本オラクルの販売パートナーであり、通常よりも安い価格で受験チケットを入手することができます。Oracle公式ページからの購入でないと不安に感じられる方がいるかも知れませんが、Nicolもオラクルマスターを受験した際には上記のチケットを使って問題なく受験することができました。ベンダー試験はとても試験料が高いので、少しでも安く受験できるようお得な情報を活用しましょう。
会場試験用チケット
28,728円(税込) → 26,720 円(税込)★2008円お得!
楽天経由で購入することになるため、楽天ポイントの分さらに数百円はお得に購入することができます。ポイントアッププログラムなど、楽天のキャンペーンとの組み合わせも有効です。なおバウチャーは、オラクルマスターシルバー試験以外のオラクルの試験にも利用可能です。
2.9 オラクルマスターの受験ルール
ここではオラクルマスターシルバーの受験ルールを紹介します。本記事ではオラクル公式ページ記載の内容の重要なものを要約して記載します。詳細については本家のページを参照ください。
試験の再受験に関して
- 前回の受験日を含めて14日間は同一科目の再受験ができません。(オンライン試験を除く)
- 同一科目の受験は、年間5回までです。
合格ラインに関して
- 合格ラインは改定に伴う変更の可能性があります。
- 試験問題の中には採点対象外の問題が含まれています。
受験チケットに関して
- 受験チケットの返金・換金などはできません。また、Oracle認定パートナー以外が販売したチケットは利用できません。
個人間でのチケットのやり取りは規約に反するのでやめましょう。
- 再試験受験機能付きの受験チケットは、不合格になった場合に限り同一試験を1度だけ再受験できます。
Oracle Universityのキャンペーンで時々、再受験機能付きの受験チケットが販売される場合があります。通常チケットと比較して少しだけ高い程度の値段で、万が一落ちたときの再受験を保証してくれるので、安心を買うという意味でも便利なチケットです。とはいえ、精神的にも大変ですし上記の割引バウチャーも使えませんので、しっかり勉強をして一発合格を目指しましょう。
資格の廃止と再認定に関して
- オラクル認定資格の中には認定資格の試験配信終了から1年が過ぎると失効します。
- 試験配信の終了日を過ぎても、Oracleが認める最新バージョンの資格にアップグレードすれば資格の更新が可能です。
- 試験配信が終了する場合は、90日以上前に認定資格ページ(CertView)でアナウンスされます
3.ORACLE MASTER取得のメリット
ここではオラクルマスターを取得することのメリットを紹介します。
メリット1 スキルの獲得ができる
活用機会が多いスキルを身につけられる
Oracle Databaseは日本国内の法人向けデータベースとして半数近いシェアを誇っており、資格取得を通じて得たスキルは現場での活用機会が多いです。
特に、大企業の基幹系システムではほぼOracleを使っているといっても過言ではないほどの採用率です。顧客が大手である場合は、学んだスキルを現場でも活かしやすく、評価にもつながりやすいでしょう。Oracle Databaseは、業界としては政府系や金融機関系など、性能と信頼性、安定性が求められる業界では特に採用率が高いです。
オラクルマスターシルバー保有者は、DBAとしてOracleのメンテナンスを任されることも多くなり、高い価値をおかれるでしょう。
オラクル固有のツールや機能の使い方を体系的に学べる
オラクルマスターシルバーの試験ではブロンズから更に一歩進んだ、オラクル固有のツールや機能の活用、バックアップ・リカバリといった実運用でも高頻度で必要となる分野を学びます。資格取得のための勉強を通じて、オラクルを採用するならば是非とも使いこなしたい高度な機能を体系的に学ぶことが出来る点はメリットといてます。
メリット2 保有していると転職に有利
スキルを定量的に表すことが出来る
資格全般に言えることですが、オラクルマスターシルバーの資格保有者は自分のDBAとしてのスキルを定量的に示すことが可能です。これは特に、自身の実績と紐付けることで転職時には大きな価値となります。具体的には、実業務でOracleを利用した経験があり、かつオラクルマスターの資格を保有していることで「この人は体系的な知識と実戦経験を合わせて持つ人材なんだ」と思ってもらうことができます。オラクルマスターシルバー以上の保有者であれば、特にDBAとして即戦力として社内でも機会を得られるでしょう。
利用企業が多い製品の資格である
国内の約半数システムで利用されているDBを扱うスキルの証明ということは、マルチな活躍が求められる今後の転職市場で大きな価値を持ちます。
昨今、「今後の労働市場は複数のスキルを組み合わせて人材価値を高めていくことが必要」と言われています。しかし、ここで言う複数のスキルとは、ただのスキルでは駄目で暗黙的に複数の(相手に価値を提供できる)スキルであることが求められています。回りくどい説明になってしまいましたが、「Oracleを使える」ことが有用なスキルの一つになりやすいことは、DB製品としてのシェアからも明らかです。
メリット3 海外でも認められる資格
世界共通基準の認定資格
Oracle Databaseは日本国内だけでなく世界中の企業で幅広く利用されており、非常に知名度が高い製品です。オラクルマスターシルバーの資格を取得することで、国内だけでなく海外でも定量的に自分の能力をアピールすることができます。もしこの先、海外で働くことになった場合にも自分のキャリアにプラスに働く資格と言えます。海外市場に出たときにブロンズでは即戦力としてアピールしづらかったとしても、シルバー以上を保有しているといえば一目置かれることは間違いありません。(欲を言えば、ゴールドまで取得したいですね!)
海外のクライアントに対して提案をする場合にも、プロジェクトのメンバーにオラクルマスターを保有するOracle技術者がいることで説得力の高い提案が可能となります。(というか、DBMSにオラクルを採用する規模の会社への提案でスペシャリストがいないというのは、些か心許ないです。)
4.オラクルマスターシルバー 最速攻略法
お待たせしました。ここでは、ORACLE MASTER Silver Oracle Database試験に最短最速で合格するための攻略法を紹介します。また、単に試験に最速で合格するためだけでなく、資格取得の効果を最大化するための学習の進め方についても紹介していきたいと思います。
資格をとるぞー!と気持ちが高ぶると、まずは対策本を買ってきて解きはじめてしまう方がいますが(何を隠そう、Nicolも同じタイプなので、気持ちがとてもわかります・・・!)とても非効率なのでやめましょう。オラクルマスターシルバーに限らず、資格試験を利用し実践で使える身になる知識・スキルを効率的に身につけるためには、なんとなく勉強を始めるのではなく計画的な対策が必要です。
具体的には以下の図のような流れで進めていきます。
なんだか面倒だな、と思われた方もいるかも知れませんが、闇雲に勉強を始めても学習の効率は悪いです。また、オラクルマスターシルバーの受験費用は3万円近くかかるので、何が何でも、一発合格したいですよね!結局は、最初に少しでも計画を立てておくのが合格への一番の近道なんです。
それでは各ステップについて具体的に見ていきましょう。
STEP1 目標設定
まずは目標設定です。このページをご覧頂いている以上、「オラクルマスターシルバーを取得する!」が全員の共通の目的だと思いますがここではもう少し掘り下げて考えてみましょう。
目標設定のプロセスは30分で終わります。スケジュール帳とペンを持ってきて、今すぐに初めてみましょう!
期日を決める
「オラクルマスターシルバーを取得する」という目標に加えて、もう一つ考えなければいけないことは、いつまでに?ということです。オラクルマスター試験は年中いつでも受験が可能であるため、目標の期日を決めておかないとメリハリがなくなりがちです。ダラダラ勉強して結局受験しなかった・・・なんていうことになると、かけた時間も、教材などに使ったお金も勿体無いですよね!勿論、キャリアップにも繋がりません。
特に、オラクルマスターシルバーの試験内容はブロンズDBAで勉強した知識が前提となっているため、ブロンズ取得後に間を置かずに受けるほうが、勉強時間を短縮できます。勿論、普段業務でOracleを担当していない、という人は不安もあるでしょうし、どのくらいの期間があれば取得できるのか、検討もつかないかもしれません。
そんな方は、今からカレンダーをめくって今から1ヶ月後の日付を確認しましょう。そして、その日をDBA合格の受験日、と決めてしまいましょう!もし平日などで時間が取れない場合はその日付の後、一番早く受験できる日時を最初に決めます。これで目標が定まりましたね。プレッシャーが掛かって嫌だな、と感じるかもしれませんが、あなたの貴重な時間を割く勉強の効果を最大限にするためには、適度なプレッシャーが不可欠です!もちろん、個々人により事情は異なりますので必ず1ヶ月後でないといけないわけではありませんが、最初に受験日を決めてしまうことは、効率良い学習には必要不可欠です。
勉強は、だらだらと長い期間をかけても身につかないどころか、断片的で使えない知識になってしまいます。オラクルマスターシルバーの試験勉強に関するこのページを見ている今が、もっともあなたのやる気が高まっているタイミングなのではないでしょうか?この勢いで一気に取得する日程を決めてしまいましょう!
取得の目的を明確にする
オラクルマスターシルバーを取得する目的は、人それぞれだと思います。
オラクルマスターシルバーを取得する目的
- 取得すると会社で昇進や昇給に有利・報奨金がもらえる!
- オラクルを仕事で使っておりさらなるキルアップを目指したい
- 転職(就職)を考えていて、資格で自分のスキルを証明したい
- オラクルゴールドを目指しており通過点として取得が必要
などなど、様々な理由があるのではないでしょうか。時々、「資格なんてとっても実務では役に立たない」という意見があります。Nicolは「どんな勉強であれ、それを活かすも殺すも自分次第」という考えを持っています。
また、世間的な評価としても会社での評価としても、資格を持っていてマイナスになることはありません。何かが得られるか?を疑う前に、この経験を自分にとって役に立つものにするため、資格試験取得で得られるものを書き出してみましょう。もしかしたら、自分にとって資格はそれほど必要なことではないとわかり、闇雲に資格に使おうとしていた時間を別のことに使うチャンスが生まれるかもしれません。
オラクルマスターシルバーの資格取得で得られるもの
- 会社から昇進・昇給・手当などのインセンティブが得られる
- 社内でDBAとしてアサインされやすくなる(実践の機会が得られる)
- 転職活動で有利になる
- オラクルのDBAとしてのスキルと知識が得られる
などです。これも思いついたものから書き出してみましょう。具体的であればあるほど良いです。例えば単に「給与がアップする」より、「これからの会社人生、転職を考える40歳までの5年間、給与が毎月5,000円上がる」のほうが具体的にイメージできますね。そして、すこし目を閉じて、取得した後に上記で挙げたものを手に入れた自分を想像してみましょう。
さあ、「資格取得の目的とそれによって得られるもの」のイメージができたところで、目標達成のための計画に移りましょう!
STEP2 現状分析
目標設定が終わったところで、現状分析を行いましょう。このステップも、長くても30分で終わります。一気に先に進んでいきましょう!
自分の経験値は?
7.1 業務でOracleDBを触る機会がない・少ない人
必要時間:20時間~40時間
オラクルマスターシルバーに挑戦する人は、オラクルマスターブロンズを既に保有しているため、データベースに関して基本的な知識は持っている、という前提があります。そのためシルバーの学習でポイントとなるのは、オラクル特有のアーキテクチャや機能のより深い部分の習得となります。現場でオラクルDBを頻繁に触る機会がない人でも、ブロンズ試験合格の記憶が新しいうちに受験することで学習時間を大きく削減することができます。
7.2 業務でOracleDBの管理をしているという人
必要時間:15時間~25時間
業務でオラクルを使っている人の場合は利用している機能にもよりますがいきなり問題集に取り掛かってしまって問題がありません。問題で取り上げられている重要度の高い分野に絞って、参考書で学習するというスタイルが効果的です。また、最終手段として、後で紹介する秘密兵器クラムメディアもあります。これを使うことで勉強時間を劇的に短縮することが可能です。(もちろん、基本的な機能の知識は習得していることが前提となります)
勉強時間のスケジュール
あなたの日々のスケジュールを考えて、どれくらいの時間が取れそうか考えてみましょう。大きく、平日と休日でそれぞれどれくらいの時間が取れそうか、考えてみましょう。働いている人であれば、毎日の通勤時間を使うのがお勧めです。毎日決まった時間を必ず確保することができるからです。
<Point>通勤時間に勉強する場合のポイント
通勤時間を勉強に当てる場合には、全ての時間を勉強に使う前提として考えないことがポイントです。なぜなら、朝に眠すぎて時間が取れない場合や、帰り道に疲れが溜まっていて集中できない場合などが考えられるからです。通勤時間を勉強に使う場合は、大体60~75%程度を使える時間として見積もっておくと良いでしょう。例えば往復で2時間の通勤時間がかかっている人であれば、毎日1時間30分を勉強に使える時間、と考えることができます。
こういった配分にしておくことで、1時間の通勤で朝どうしても眠い場合でも30分勉強して、30分居眠りする、というように柔軟に学習を続けることが可能です。
勉強する場所
学習プランを作成する前提として、確保した時間をどこで過ごすことになるのか、はイメージしておくと良いです。なぜなら、勉強する場所によって使える教材が変わってくるからです。スマホを使っての学習はいつでもどこでもできますが、参考書とノートを広げることは、通勤電車の中ではできませんよね。
ただ、ほとんど通勤電車の中でしか勉強時間が取れないよ!という方も安心してください。スマホやタブレットだけでも効率的に学習できる方法は存在します。この後紹介していきますので、まずは、現状を把握するという意味で、勉強場所をイメージしておきましょう。
STEP3 学習プランの作成
目標設定と現状分析が終わったら、学習プラン、つまり勉強のスケジュールや利用する教材を検討します。この段階で決めることは試験日と現状の自分の状態から逆算して、どの教材を使って、いつ勉強するか、という無理のない計画を作成することです。
学習プランのたてかた
それでは具体的な計画の立て方の例を紹介します。まずは先に確認した自分のスキルレベルから、必要な勉強時間を見積ります。(本記事に参考時間を記載しています。)
取得の期限として設定した日付までに平日と休日がそれぞれ何日あって、勉強に使える時間が何時間あるのか、を当てはめてみます。例として3ヶ月後であれば休日が約24日、平日が約60日あることになります。(本当はもう少し多いかもしれませんが、あくまで大体でOKです。)
平日に1時間勉強すれば、60時間学習することができますし、平日30分、休日1時間でも54時間の勉強時間を取ることができます。
先の目標設定時に、1ヶ月先に目標を設定した人は、平日1時間、休日2時間の勉強時間を確保することで、28時間、約30時間の勉強時間を確保することが可能です。今の仕事でオラクルを使っている人でなくとも、30時間あれば十分に合格可能です!!また、3ヶ月先を目標にした場合は、平日に平均30分の学習を3ヶ月続ければ30時間に達します。しかも、休日は完全に休む前提となります!
どうでしょうか、ざっくりとでも、計画をたてることによって、漠然と取れるか不安だ。。。という気持ちは和らぎ、資格取得が現実的なものだと思えてきますよね!
ポイントは「ざっくりでよい」ということです。綿密な計画を正確に作ろうとしてしまうと、万一、そこから外れてしまった場合に、焦りや自己嫌悪などの負の感情が発生して、モチベーションを保つことが難しくなります。それよりも、常に「自分には合格するだけのポテンシャルがある!これから勉強すれば挽回できる!」と思えるよう、環境をコントロールすることが大切です。
資格取得の目標日付と平日・休日の回数
設定した期限 | 平日 | 休日 |
1ヶ月 | 20日 | 8日 |
2ヶ月 | 40日 | 16日 |
3ヶ月 | 60日 | 24日 |
STEP4 学習
さて、最速で合格するための道筋が見えたところで勉強をはじめましょう!ここでは、オラクルマスターシルバーを効率的に攻略するためのステップを、段階別で紹介していきます。
4-1 オラクル特有の機能の理解
まず最初にやらなければいけないことは、オラクルマスターシルバーの試験で取り扱われる、オラクル特有の機能を理解することです。このときに重要なのが、
- 機能の概要を大まかに理解する
- 機能を利用する目的や利用シーンをイメージする
ことです。
最初に一通り全体像を理解しておくことで、この後に学ぶ個別の機能や細部の設定などを格段に理解しやすくなります。
ブロンズの学習ポイントでも述べましたが、「最初から完璧に理解することを目指さず、テンポよく読み進める」ことが重要です。オラクルの機能は普段利用していない人にとって、一回の学習で全てを理解することは難しいです。無理に全てを完璧に暗記しようとするより、一度全体を学び、雰囲気を掴み、問題演習を通じてわからない部分を再確認することでポイントを絞った理解を深め、最終的に点と点がつながって全体像が見えてくる、というイメージで学習を進めることをオススメします。
そのため、教材は「ストレスなくどんどん読み進める」ことを重視して選んでいきます。
ORACLE MASTER Silver[Silver DBA11g](試験番号:1Z0-052)完全詳解+精選問題集
はい、王道の白本です。実はOracle Master Silverに関しては受験者数が少なくなることや問題が限られてくることから参考書&問題集自体が少ないです。
安定の白本クオリティというか、内容の網羅性と解説のわかりやすさは素晴らしく、この本を買っておけば間違いないことは確実です。
詳しい反面で一度にすべてを理解しようとするとボリュームが大きすぎるので概要の説明を流し読みした後は問題演習でわからなかった点を中心に詳解を見ていくという使い方が良いでしょう。
オラクルマスター教科書 Silver Oracle Database 12c
一応、白本の対抗馬としてご紹介するのはオラクルマスター教科書 「Silver Oracle Database 12c」です。ただこの書籍に関して、Nicolは実際に購入しておらず、取り上げる以上は中身を把握しておこうと思って本屋で中身をパラパラと確認したのですが正直、あまりおすすめできる内容ではありませんでした。
「たくさんの参考書に手を出すより、一つの参考書を完璧に理解したほうが良い」というのはあらゆる試験に関して言えることですがオラクルマスター試験についても同様です。この参考書に手を出すのは白本で一通りの問題をマスターした上での補強として使うのが良いかもしれません。
(ちょっと一休み)コツコツ勉強に便利なアプリを紹介します
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カウンターアプリCountapの紹介!カウントすることで継続と習慣化が可能
4-3 問題演習で実践トレーニング
いよいよ最後のステップです。ここまでの勉強で、オラクルシルバーの出題範囲とそこで扱われるオラクル機能について理解が深まっていることだと思います。
資格試験全般に言えますが、インプットとアウトプットの比率はインプット3:アウトプット7とするのが最も効率が良いとされています。試験勉強に時間がかかりすぎて結果が出ない、という人の大半は、最初に参考書を隅々まで読みすぎていることに原因があります。
問題演習で大切なことは、3点です。
- 良い問題集を使う
- 解説を理解する
- 複数回繰り返す
この3つのポイントをおさえることで、最も効率的に学習することが可能となります。
驚異の的中率 クラムメディア
クラムメディアは、問題演習を行う上で禁断の最終兵器です。その理由は、「本試験の問題がそのまま出題される」からです。
オラクルマスターシルバーの試験においては、出題される問題の6~7割程度が、そのままクラムメディアの問題で出題されます。そのため、クラムメディアを完璧にしておくことで自動的に6~7割の得点が取れてしまうという恐ろしいことが起こります。勿論、そうなれば合格は楽勝ですね。
さらにクラムメディアでは、スマホから勉強が可能なため、いつでもどこでもスキマ時間を活用して勉強をすることができます。資格の取得だけを目的とするならば、まさに、究極の効率アップ手段と言えるでしょう。
そんな最終兵器クラムメディアですが、問題や解答に誤植が多く解説も少ないです。そのため、基本戦略として白本などの参考書で勉強した上で、絶対に落ちる訳にはいかない最後のダメ押しとして、クラムメディアを使う、という使い方が良いと思います。
12cの場合はこちら
1Z0-062: ORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c
11g(1Z0-052J Silver DBA11g試験用)の場合はこちら
ここだけの話、ただ「資格を取得する」ということだけを考えた場合、最も時間効率が良い方法がクラムメディアの問題集を全て暗記すること。だとNicolは思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。オラクルマスターシルバーは、更に上のランクであるゴールドを取得するための通過点でありつつ、それ自体にも自立したDBAとしてオラクルの管理ができることを証明できる価値があります。世界中で幅広く利用されているOracle Databaseの知識とスキルを保有していることを示す価値の高い資格ですが、試験費用も高いので、是非とも一発合格したいところですよね。本記事の内容が、すこしでも参考になれば幸いです。
本記事の内容は随時最新情報にアップデートをしていきます。現在の情報は2018年12月中旬時点の情報をもとに記載しています。
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